2021年度から2023年度間で、修学支援室に訪問した延べ学生数は4392人となった。修学支援室の来室者4392人は、面談を目的とする学生と他の目的で来室する学生に大別される。他の目的とは、例えば、休憩、勉強、気楽な相談という者である。 修学支援室は学生にとって、居場所や勉強場所等との意味もあると言える。修学支援室は、多い学生のニーズに応じ、支援機能を果たすと評価できる。
図1 修学支援室に訪問した学生数
上記の4392名の来室学生数のうち、修学支援室を利用した留学生の数については、年度を問わずに、利用者が半分程度となった。それは、いままでの生活環境、言語と異なる所で生活・勉強するので不安が多いことが考えられている。修学支援室の存在は、留学生の生活、学修面での不安の解消に役に立っているとも評価できる。
図2 修学支援室を利用した留学生の数(2023年6月時点)
91%の学生が、支援室の相談や学修支援で、悩みや問題が解決されたと肯定的に評価した。それは、修学支援室の支援は、学生が直面している問題・悩みの解決に役に立つと言える。
既に面談を受けた学生に「大学生活や修学に関する悩みや困りごとを相談するために、今後も修学支援室を利用したいと思いますか」という質問を尋ねたところ、98%の相談を受けた学生が、再度支援室を利用したいと回答した。それは、修学支援室から提供されてる学修・修学支援が有用性で、学生に認められると言える。